現在、山梨県立美術館で開催されている特別展示の「ピカソ展」行ってきました。
あえて、ピカソってどうなのかと思いつつ、天才奇才の作品を堪能しました。
絵と陶器、彫刻、そしてピカソの写真といった構成で、ボリュームもなかなかです。
絵画や彫刻などはさすが!凡人にはわかりかねるというタイプのものが並んでいましたが、
陶器に描かれているのは可愛らしい女性だったり、当時の様子がわかる風景だったりと興味深かったです。
ぽってりとした陶器がさらにその魅力をアップさせてくれているような。。。
そして今回私が一番興味をひかれたのが、写真です。
交流のあったフォトグラファーたち数名がピカソを被写体として撮影されたものが展示してあるのですが、
同じ人物をとってもこうも違うかという、不思議な印象です。
親近感を感じるものもあれば、近寄りがたい気難しい印象のものもあり、
本人はいったいどんな人だったんだろうと思わず考えさせられます。
また、時代もあるのでしょうが、白黒のものとカラーのものではまた印象が異なります。
カラーになることで見る側の情報が増え、また新たな想像を掻き立てられます。
写真ってどうみたらいいのだろうと思っていましたが、目からうろこでした!!!
お天気も気になりますが、シルバーウィークに美術鑑賞いかがでしょうか?
・・・ 山梨県立美術館 ・・・
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