根付の企画展が開催されていると聞いて、伺いました。
山梨県都留市にあるミュージアム都留。初めて訪れました。コンパクトながらも都留市の歴史文化をわかりやすく紹介したブースには地元のお祭り八朔祭りの迫力ある屋台、屋台に飾られた豪華な幕の展示とともに土地の詳しい成り立ちが紹介されていました。
また都留市名誉市民第一号の画伯である増田誠美術館も併設されており、分量は少ないですが、常設展も面白いです。
が、今回の目的は「根付」です。
手のひらにのるほどの小さなものですが、仕事の細かさ、表現の豊かさ、一つ一つの作品のユニークさはどれを見ても感心させられます。それが車でわずかなところで見られるのですから、期待も高まります。
江戸~明治に活躍された方々の作品から現代の根付まで幅広く展示されており、都心のごみごみした美術館とは異なる静けさの中でゆっくりと鑑賞できたので、ラッキーでした。
拡大鏡が一緒に設置されていたり、鏡で裏面の細工を見せるなど、展示の方法もわかりやすく興味がわくようになっていたのはさすがです。
今でこそ、照明や工具が新しく優れているものがありますが、当時は薄暗い照明の中機械と呼べるものもなく手作業でコツコツと彫り進めていくことを考えると頭が下がります。
ぜひ興味のある方はもかいろん、根付ってなんだ?と思っていらっしゃる方も訪れてみてはいかがでしょうか?おすすめです。
ミュージアム都留
山梨県都留市上谷1-5-1
TEL 0554-45-8008
開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜 祝日の翌日
入館料 一般300円 高校・大学生200円 小・中学生100円
私はJAF会員でしたので、さらに割引がきき210円で鑑賞できました。驚きのプライスです!