テレビや雑誌、はたまた旅先でもつい座布団やテキスタイルを見てしまいます。
それは我が家の農夫が座布団用のテキスタイルを扱っているからです。テキスタイルですので、思わぬところで思わぬ形になっている商品を目にすることも。
直接ユーザーさんに会うことがほとんどないのでどこでどんな風に使われているのか見れないことが多いのです。それって残念。
しかし、主には寺院の5色の垂れ幕(正式名称があるかと思いますが、、、)、全国各地の温泉旅館の座布団と言ったところでしょうか。ありがたいことです。
思わぬところで思わぬ形としては、洋服の生地として扱ってくださったり、歌舞伎の演者の衣装として使われていたり、時代劇でお殿様のお布団としてなどなど。一瞬えっ!と思わせますが、上手に取り入れてくださるので思わず拍手です。しかしこれは生産者での見方であり、どれほどの消費者がこれらを見て欲しいなぁ~と思ってくれるのかは謎です。
和室がなくなり、座布団も今やどの家庭にもあるものではなくなってしまいました。こんな時代がくるとは農夫も私たちも思わなかったのが事実です。長ーく残っていくって本当に凄いことなんだなと最近感じています。新しい目線で世の中を見ていけるようになりたいものですね。
で、最近の座布団の主流は小ぶりです。椅子でもソファでもOKです。また収納スペースも少なく済みますので、使い勝手が良いようです。