車で飛ばせば2時間もかからないということで天気も良いのでドライブしながら長野の諏訪湖畔にある北澤美術館へ行ってみました。
秋の紅葉が山全体を黄色からオレンジ茶色という色彩の中をずーっと運転していくのですが、天気のせいか気持ちよくあっという間に到着です。
気になっていた「ガレのジャポニズム展」。高校生の遠足か何かでガレやラリックのガラス作品を見た記憶がうっすらある程度の知識ですので、楽しみです。
こじんまりとした美術館は落ち着いた印象で作品を楽しむのにはとても良い環境と感じました。
基本的な技術としてガラスの上にまた違った色のガラスをのせ、手彫りで植物や動物を表現しているのには驚かされますし、鋳造による作品もまたどうしてこんなに細かく型を作ることができるのか、感心させられました。今回はジャポニズム展ということですので、日本的な要素がまさかという部分で入っていたりして日本美術の影響がはっきりとわかりますし、わかりやすい展示となっていました。
そのほかに、ガラス作品の色合いの美しさもぜひ見どころかと思います。背景をぼかしたり、表現するそのものを大胆な色にしたりと日本的な要素が入っているものとはまた違った西洋のガラスも同時に楽しめます。
ミュージアムショップでお買い物し、カフェでおすすめのチーズケーキを堪能しました。カフェの紅茶とケーキもおすすめですよ。そしてトイレもチェック。細長い陶板をタイルのように並べた壁もなかなかおしゃれだなと思いました。いいアイデアですよね。
で、そのまま帰ろうかとも思いましたが、ケーキを食べながら調べてみると長野県は新潟県に次いで酒蔵が多いのだとか。そういえば道路沿いにそれらしき建物を見かけたのでさらに調べてみたら、帰り道沿いに5つほどの酒蔵があるとの情報をゲット。寄らずには帰れません。小さな酒蔵こそ寄りたいと思いつつ駐車場を探していたらどんどん通り過ぎ、5件あるうちの最後の一軒へ。ま、良しとしましょう。
そこは「真澄」という酒蔵でちゃんとおしゃれなショップも併設されておりました。イメージ違うと思いつつ、お土産に一本購入です。
というわけで、本来の目的も果たし、さらに酒蔵にもちょっと寄り道し満足満足のドライブでした。
・・・北澤美術館・・・
「ガレのジャポニズム展」 会期2018年3月31日(土)まで
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
TEL:0266-58-6000 FAX:0266-58-6008
ホームページはこちらから