パリの宝石商であるヴァンクリーフ&アーペルの支援によって創設されたジュエリーと宝飾芸術の学校であるレコールがした本日まで東京にて特別に講義を開いておりました。
それにともないレコール主催の3つの特別展エキシビジョンが行われておりました。早めにお知らせできればよかったのですが、結局最終日に駆け込むことに。
とても素敵な展示であったことは間違いなくそしてジュエリーの奥深さ、色褪せずに時代を超えてきたという歴史の長さ、誰をも魅了する美しさを感じてきました。
会場は京都造形芸術大学外苑キャンパス。とても落ち着いた印象です。
まずダイヤモンドのレプリカが展示されている会場はいろいろな書籍を展示するとともにそこにはゆっくりと過ごせるようにソファーが置かれ木で囲まれた会場は明るくとても心地の良い空間でした。今回は日本の七宝技術にも目を向けられており七宝関連の書籍もありました。日本の技術も他に負けないということがなんだか誇らしいです。
第2の会場は真っ暗なお部屋に印象的なジュエリーと金属で作られた動物をかたどった長椅子の展示です。
暗闇の中に浮かび上がるように展示されたそれらはとても不思議な雰囲気ですがどれもかっこいいと思わせます。こちらも木材を使用した展示が印象的でした。
最後の会場は白木の台に目線の高さに飾られたラリックのジュエリーです。どれも繊細な技術と色使いにほれぼれします。石がメインというよりもデザインそれも自然界にあるものをモチーフにしてあるものが多いので、絵画をみているようです。透明感のあるエナメルと金属のライン、そこに透明感のある石やガラスが埋め込まれており、どれもじっくりと見入ってしまいました。
写真撮影が許されていましたが、目に焼き付けるのが一番といつも撮影しませんので作品の写真はありません。
久しぶりに見ごたえのあるジュエリーにパワーをもらってきました。
またこのような機会がありますよう願っております。
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