ようやく春本番といった陽気に促され、すこし身の回りを片付けております。
棚の上から見つけたのは私の努力?の証です。
あぁ~こんなに頑張っていたのかと改めて思うのです。
小さなころ、近所のお花屋さんで鉢植えを購入した時のお花屋さんの手際のよさに感動したのを覚えています。そこからお花屋さんて素敵と花とは違った観点から見ていた記憶があります。
しかし花に直接関係することもなく月日がたち、たまたま入学した短大にいけばなの授業がありました。
花に多少なりとも興味があった私は即決でいけばなの授業をとりました。そこからがいけばなのスタートです。
そもそもポンっと花瓶に入れても綺麗なはずなのですが、丁寧に処理された花をきちんと向きや角度、そして隣り合う花や植物との関係を考えいけられたものは全く違う表情になります。「凛とした」という言葉が似あう気がします。そして花と向き合っている時間は何も考えずに集中できるのも楽しかったです。
お教室に通うことは中断しておりますが、庭の花を摘んできて花瓶にいけるのはその経験も活かされていると思いますし、またあたたかくも厳しく指導してくださった先生方のおかげだとも思っております。
看板も許状も日の目を見ることはないと思われましたので、今回掲載させていただきました。
努力という言葉はあまり好みませんが長く続いた結果とでも言っておきましょう。この年齢だからこそかもしれません。