亡き祖父、亡き祖母の遺品整理をしております。と言ってもほぼごみ出しが作業のメインです。
大正生まれのふたりですから”物は大切にとっておく”という常識があり、決して捨てたりはしません。今でいう断捨離なんてありえないのです。
スペースがあればあるだけ物を収納していたようです。救いなのは世でいうごみ屋敷ではないことでしょうか。
この作業により物は必要な分だけで十分だなぁと思うのです。例えばイミテーションのパールネックレスがたくさん出てきましたが、質より量ではなく量より質ではと思うのです。
また、ゴルフ好きだった祖父の諸々の大会でいただいたトロフィー類、こういうのって処分が面倒くさいのです。場所はとるし、いろいろな素材がくっついているため、ポイっと処分することができないのです。当時の常識や当たり前が恐ろしく思えます。
時代だったのだろうと割り切る反面、時々発狂しそうになりつつ、家族とけんかしながらの作業です。
そんな中、私が気に入って譲り受けようと確保したものはこちら。
どこか旅行のお土産だと思います。なんだか可愛くて只今玄関でお出迎えしてくれています。
祖父母が天国でこの様子を見ていたら絶対怒りまくっていることでしょう。許してくださいと祈るばかりです。
Comments