現在開催されている「崇高なる造形 日本刀 名刀と名作から識る武士の美学」と題された日本刀の展示を堪能してきました。
なかなか渋いとお思いでしょうが、金属加工をされる方にはお分かりいただけるかと。刀装具の細かい作りがなんとも感動してしまいます。以前は刀装具のみ期待しておりましたが、最近では刀の美しさにも目が奪われます。
富士急行線谷村駅のすぐ近くにありますミュージアム都留。常にチェックしているわけではありませんが、なかなか面白い展示がされているのでスルー出来ないミュージアムです。
JAF会員であれば入館料が割引されます。お得ですよ。
持参しようかどうか悩んだ拡大鏡も入口にて用意されておりました。そして鑑賞の手助けになる踏み台も!上から見てほしいという学芸員さんの優しい心配りがありがたい。
コロナ対策もきちんとされておりましたので安心してご覧いただけると思います。
先に述べましたようにとにかく細かい金属加工には拡大鏡は必須です。
刀一本とはいえ見るところが満載なのです。刀本体、刀を飾っている装飾品、ユニークなアイデア、刀を置く台とどこをとっても芸術品として鑑賞していただけます。
私のお勧めは刀の鐔で粟の穂を表現しているものです。以前もどこかの展覧会で見てあまりの細かさに驚き感動したものですが、今回の展覧会にも並んでおります。
LEDや拡大鏡などなかった時代にどうしてこんなと思える手仕事をこの機会にぜひ。
ミュージアム都留
山梨県都留市上谷1-5-1
TEL 0554-45-8008
会期 令和2年11月7日(土)~令和3年1月24日(日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日 12月29日~1月3日 1月12日
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